新米と古米の違いと炊き方のコツ|おいしさを引き出す水加減とは?
こんにちは、JINKです。
最近、「お米の価格が高くなったなぁ…」と感じている方、多いんじゃないでしょうか。 ニュースでも「備蓄米の放出が始まった」と話題になるなど、お米にまつわる動きが活発です。
そんな今こそ改めて知っておきたいのが、“新米”と“古米”の違いと、それぞれを美味しく食べる方法。 実は古米だって、ちょっとした炊き方の工夫で新米に負けないぐらいおいしくなるんです!
今回は、違いだけじゃなく、炊き方のコツや水加減の調整法、さらには備蓄米の正体や活かし方まで、初心者でもわかりやすくまとめてみました。
🌾 新米と古米、そもそもどう違う?
- 新米:その年に収穫・精米・出荷されたお米(12月31日までが目安)
- 古米:前年以前に収穫された保存期間の長いお米(備蓄米も含まれる)
新米の特徴
- 水分量が約15.5%前後と多く、炊くと“赤ちゃんの肌のようにモチモチ”
- 香りや甘みが強く、そのまま塩むすびにすると絶品
- 炊きすぎるとベチャッとしやすいので水加減に注意
古米の特徴
- 水分が14.0%前後に落ち着いており、“一粒一粒が立ってパラパラ”な食感
- 香りは控えめだが、おかずとの相性が良く、冷めても美味しい
- 保存状態によっては酸化が進み、風味が落ちやすい
📌 備蓄米って古米? その通り。政府が放出する「備蓄米」は、多くが1年以上保管された古米に分類されます。 主に業務用や加工用として使われますが、自治体によってはふるさと納税の返礼品や特売で手に入るケースもあります。
💧 炊き方のコツ|水加減がカギ!
▶ 新米の場合
- 水はやや少なめ(通常の90〜95%:1合180mlの場合、170ml目安)
- 浸水時間:30分〜1時間
- 蒸らし:しっかり5〜10分とるとツヤ感UP
▶ 古米の場合
- 水は多め(通常の105〜110%:1合あたり190〜200ml)
- 浸水は長め(1時間以上)を推奨
- 備蓄米には「出汁炊き」や「炊き込みご飯」が特におすすめ
💡 ワンポイントアドバイス
- 氷を入れて炊く:最初の加熱が緩やかになり、でんぷんの糊化が進んでツヤと甘みが引き出されます
- 昆布を1枚入れる:グルタミン酸の旨味が加わり、全体がふっくら・風味豊かに
- 備蓄米もこの工夫で「古米っぽさ」を抑えて美味しく!
🍚 雑穀米や麦を混ぜるときのポイント
- 古米と雑穀の相性は◎(香ばしさUP&栄養バランスも)
- 新米に混ぜる場合は雑穀を少なめにし、米の風味を活かす炊き方がおすすめ
- 吸水性の異なる雑穀が混ざるので、水量は+10%、浸水時間はやや長めで
🧠 結局どっちがいいの?
用途 | 向いているお米 |
---|---|
おにぎり・白米で味わいたい | 新米(例:コシヒカリ、ゆめぴりか) |
カレー・炒飯・お弁当 | 古米(例:あきたこまち、ななつぼし) |
雑穀・麦ごはんを混ぜるとき | 古米+もち麦(バランス良し) |
節約重視 | 備蓄米・古米を使いこなす(ふるさと納税や特売を活用) |
📝 まとめ
- 新米=もっちり&香り良し、古米=しっかり食感&調理向き
- 炊き方しだいでどちらも驚くほど美味しくなる!
- 備蓄米=古米でも、だしや昆布と合わせれば立派なごちそうに🍙
次回は、「雑穀米・もち麦を混ぜた炊き方と血糖対策のコツ」をご紹介予定です。 “古米×雑穀”のコンビ、意外とハマるんですよ。お楽しみに!
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