赤沢大臣「言った」で終わってない?|日米交渉の裏で私たちが気にすべきこと

経済と社会

こんにちは、JINKです。

今日のニュースで、赤沢大臣が日米交渉後に「言うべきことは言った」と胸を張って帰ってきたけど──

正直、
「それって…“言っただけ”じゃない?」ってモヤモヤしてしまったのは、私だけでしょうか?

もちろん、外交ってそんなに簡単な話じゃないのはわかってるんですが、
どうも、本当に伝わったのかな?何か変えられたのかな?と気になってしまったんです。


◆「言っただけ」で安心しちゃダメ?

今回の交渉のざっくり構図はこんな感じ:

  • 日本:「アメリカの関税、やめてもらえませんか?」
  • アメリカ:「それより貿易赤字と在日米軍の経費、なんとかして」

アメリカ側は「生産的だった」「いい方向に進んでる」と上機嫌。
一方、日本側は「言うべきことは言った」と…うん、たしかに言ってるけど、それで何かが動いた感じはまだ見えてこない。

いや、言っただけでも大事な一歩かもしれません。
でも、それが伝わって、相手の態度や条件を変えたのか? というと…ちょっと疑問が残ります。


◆「伝えた」と「伝わった」は別の話

私たちの生活でもそうですが、
「言ったよね?」と「ちゃんと伝わってた?」って、全然違いますよね。

特にトランプ大統領みたいに“損得で動くタイプ”には、「お願い」より「交渉カード」が必要なんじゃないか、と私は思うんです。


◆ 私なりに考えた、“日本が出せるカード”

「じゃあ、日本はどうすればよかったの?」と考えたときに、
素人なりに浮かんだのが、以下の3つの方向性です👇


【1】アメリカ製品に追加関税を“検討中”と伝える

「日本だって、やられっぱなしじゃないよ?」

という姿勢を見せるのは、交渉の場では有効だと思うんです。

📌 具体例:

  • 高級牛肉、オレンジジュース、ワイン、タバコなど、生活必需品ではない“嗜好品”をターゲットに
  • パソコンやスマホ部品など、国産代替のきく電子機器も選択肢に

あくまで“牽制”。「検討中です」で十分。やるやらないより、“できる”と伝えることが重要。


【2】在日米軍の経費、“見直しの余地があるかも”とほのめかす

📌 具体例:

  • 駐留基地を災害対策インフラとして共同活用(例:東日本大震災時の「トモダチ作戦」)
  • 日本が負担している内容の見える化を要求し、再計算の提案
  • 「アジアの安定には多国間で支えるべき」という方向性を打ち出す

「払わない」と言うんじゃなくて、「見直そう」と言えば、印象もやわらぎます。


【3】一緒にもうける形で“提案する外交”

📌 具体例:

  • AIや量子技術などで日米共同スタートアップ支援ファンド
  • EVや水素自動車関連での技術シェア+相互輸出協定
  • 中国依存を減らすため、サプライチェーン再構築プロジェクトを一緒にやる

◆ 難しそうな話だけど、私たちの生活とつながってる

外交って、どうしても“自分には関係ない”と思いがちですが、
実際はめちゃくちゃ生活に直結してます。

たとえば、もし交渉がうまくいかず関税が上がれば:

  • アメリカ産の食品、コスメ、電子機器が値上がり
  • 原材料も高くなり、企業のコストアップ→商品値上げ
  • 物価上昇が続いて、家計もじわっとキツくなる

◆ 今回はスタート。次が本番かも?

赤沢大臣の「言うべきことは言った」は、たしかに第一歩。

でも、それで何かが変わるかどうかは、これからです。

今月中にはもう一度、日米の協議が予定されています。
その場で日本が“伝わる交渉”をできるか、そこに注目したいなと私は思っています。


【さいごに】

外交って難しく感じるけど、実は
「人と人の話し合い」の延長線みたいなものかもしれません。

伝えたつもりが伝わってない、
お願いしたつもりがスルーされる、
…そんなこと、日常でもよくありますよね。

だからこそ、政治や外交も他人事じゃない。
ちょっとずつ理解して、自分の生活に引き寄せて考えていくことが大事なんじゃないかなと思っています。

遠く感じる政治や外交も、知れば知るほど「自分ごと」になる。
そんな視点を、これからも一緒に育てていけたらうれしいです。

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